勝ち負けの定義

本日。体操NHK杯。

王者。内村航平選手は、リオ出場の決定権を随分前から獲得してるにもかかわらず、試合に出場し、

かつ、1位を守り。

ほぼノーミスで優勝するという快挙を上げたそうです。

本日は、ご予約がいっぱいの予定でしたが、お昼間のお客様が急きょキャンセル(号泣)

本当に残念なのですが・・・(涙

テレビを見させていただきましたわ。

ま、その後のご予約があったので途中までですが。その後にネットで見ましたの。

 

この背中を追って来い。

と言わんばかりのこのポーズ。たまりませんな。

yanai

 

1位に甘んじることなく、むしろ、王者の貫禄を見せつけ、追うものの心に火をつける。

そんな、今や体操界のリーダーになった彼の、体を張ったパフォーマンスだと思いましたわ。

こんなに豊かな才能と、技術を持っている。でも、ハングリーに練習を重ね、試合に挑む精神を持っている。

すばらっ!

 

家で録画をし忘れていたので。急きょZASHKIWARASHIに撮ってもらったので、明日。じっくり見よ。

と。

さて。

 

最近読んだ本。の中で、自己啓発を学んだ頃のことを、思い出したことが出てきて、また学びを積み重ねました。

例えば、受講生をランダムに2つのチームに分け。

講師は「お互いに負けるな」と指示し、ゲームを開始します。

5回戦重ね、どっちが勝ち。どっちが負け。という。結末です。

 

「負けるな」というと、

「勝とう」として。

上まわるように、知恵を出し合い、討論して、駆け引きをして、リサーチをして。

どうにか勝つ方法を考えます。

 

その2つがぶつかれば。最終的に、勝つチームと、負けるチームが出てきます。

 

さて勝った人はどんな気持ちでしょう。

さて負けた方はどんな気持ちでしょう。

 

 

さて、何の研修でしょう?

 

さぁ。よく分からなくなってきました(おい。

 

なぜ、「お互いに負けるな」が「相手に勝て」という言葉にすり替わったのでしょうか?

 

この、ゲームをするときにメンバーであらゆることをディスカッションします。

「まずは相手の様子を見よう」だとか、

「絶対勝つ方法を考えて」とか、

「とにかくドローに持ち込もう」だとか。

 

でも、最終的には。

「勝ったほうが良いに決まってるやん」

となるわけです。

 

集団心理とは。と。思いますが。

 

 

自己啓発の研修の場の、ゲームという名の「実習」を「決闘」と勘違いしてしまっているのです。

 

自己啓発とは、自分をより高い場へ上昇させ、成長させること。

 

指令は「お互いに負けるな」

 

引き分けでよかったのです。

 

共存共栄

 

ともに勝つ

 

という、考え方に至るまでに、どんなに考えさせられ、恥ずかしい思いをしなければいけないのか。

そう感じた、研修だったことを思い出します。

 

そう思えば、このNHK杯も、そんな試合だったのでは。

 

なんてな。

 

リオが楽しみだ。

 

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