震災から6年。サロンの防災対策

毎年ながら。

書いていますね。

ざっと。2013年2014年2015年2016年

と、やはり、忘れられないような、ちょこっと(?)人生が変わった日だったから。ね。

 

ここまで、地震の経験について書いたならもう、いいでしょう(←?

「大変だったんすよー」

「すごいでしょー」

という話ではないのです。

 

「日本は、いつどこで地震が起こってもおかしくない」

ということは知っておいてほしい。

 

皆様は、地震で、

家が壊れて。とか

住むところがなくて。とか

小さい子がいてどうしよう。とか

連絡取れなかったらどうしよう。とか

保存食なかったらどうしよう。とか

お考えかもしれませんが。

 

実際は、後日談のような気がします。

 

阪神大震災後の建物に関しては、震度6には耐えられると、東日本大震災で実感しました。

仙台の防災対策は、すごいものだったのかもしれません。

なんせ、50年に1度は地震の被害に遭ってるようですから。

ブロック塀もなければ、建蔽率も低い。

 

何よりすごいのが。

 

「地震に慣れてる」

 

これ、最強。

 

私も仙台に行ってすぐに、岩手内陸地震。で、震度5強を経験しましたが、キャンセルもほとんどなく、お仕事してましたからね。

余震の中、マッサージ。

違和感ハンパなかったですが。

 

こっちの人スゴイな。と思ったわよ。

 

アメリカ人逃げるレベルだわよ?

 

時が過ぎ、2011年3月11日14時46分。

 

サロンの防災は完璧だったのか?

 

もうね、これだけは、もう100点とは言えないレベルでした。

ま、想定外で済ましてしまえばそこまでですが。

スタッフの根性があってよかったレベル(ふ。

私。びびってなんも出来なかったもん(ぶふっ

 

スタッフちゃんサンクスだわよ。感謝。

 

さて、サロンの防災の反省点。

①懐中電灯の完備(できれば2・3本)

サロンは、服を脱ぐため、窓がないケースが多いのですが、地震後、まったく見えなくなります。

仙台のお店の場合、番号ロックだったため、鍵だけで開かなかったので大変。真っ暗だったので、ライターなどで手元を照らして、ロッカーを開けることになったりしたのですが、見えにくいったら。

もしくはマスターキーの管理をしっかりしておくことです。が。

マスターキーは電力でしか開かないところに置いてるケースが多いので注意ですよ。

②レジの管理

地震後、電力などのライフラインが無くなると、震災強盗に遭うケースがあります。

なんせ、SECOMなどが作動しなくなりますからね。

レジの開け方を知っておきましょう。お金類・価値のあるものは持ち出せるようにしましょう。

電力がなくても開ける方法があったり、鍵の管理の仕方で変わりますよ。

ちなみに私は、金庫内のものすべて、持ち歩いておりました。

③地震保険

これは、入っとこう。

痛い目に遭うよ。(ふ。

④ホットタオルの多めの確保

お客様は、多くがジェルや、オイルがついてるケースがあります。

お湯や、水。ホットタオルなど、体をふくものが必要。

実は美容室で、カラー中だったとか、シャンプー中だったという方が、頭にタオルを巻いて、帰宅困難にあったケースがたくさんあります。

お客様を綺麗にする分は用意しておきましょう!

⑤スタッフの管理

ガソリン不足や、家庭の不安などで、来れなくなるスタッフが必ず出てきます。

もちろん、来てもらっても困る。

という状況にもなることもあるでしょう。来てもらわないの困る場合も。

最小限でお仕事が済ませられれば、一番ですが。。

ま、まぁ、しわ寄せはきますがね。

仕方ない。

密に連絡をとれる手段を持っておきましょう。

と、メルマガなどのお客様との連絡方法をの確保。

地震に伴って、役に立つサロンになれるかどうかは、ココ。

メルマガ会員が多かったのが、救いでした。

お客様にたくさん来ていただきました。もちろんボランティア状態でしたが。たくさんの経験をするには必要でしたね。

私の、SNSの友達も。

炊き出しのために、出汁や醤油やら調味料、マスク、軍手、支援物資をたくさんお店に送ってくれました。

呼びかけもしてくれました。

本当に、していてよかったよと、おもう。

ささいだけど、助かったことは、SNSの力でもあった。

 

生の声って必要だと思うの。メディアに脚色され過ぎてることっていっぱいあると思うの。

 

当時の私の個人的なブログに綴ってた。

役に立ってないじゃん。

ておもうこと。たくさんあるんだよ。

そして、

⑥何よりもリーダーシップ

石沢社長の行動力がすごかった。

とにかくこの状況に立ち会ったからには私にはやるべきことがあるという使命を感じた。

ようだった。

ふつうは、被害者に感じるものである。これを、変革者になるべく行動力を発揮したのが、石沢美紀子だ。

ま、すごいもんです。

正直しんどかったですもん(笑)

今だから笑える。

お客様に行動できる人間を育てられる機会かもしれませんね。

地震で、すべてはふるい落とされた。

と、話をしたこともあった。

そう、災害は、整理にもなるのかって。おもった。

 

3.11をきっかけに色々防災を考えてほしい。

臆病になってほしいんじゃなくて。

 

 

日本は、災害が起こる国だって。こと。

 

これを当たり前に生活すべきだと思う。

 

それでも、多くの被害が及んだ、東日本大震災

 

被害に遭われた方、悲しい思いをした方々に、お見舞いと、心の安らぎが訪れますように。

心よりお祈り申し上げます。

 

楽しい未来がたくさん訪れますように。

 

愛をこめて。

 

皆様が、ありあまる豊かさと、優しさに包まれますように。

元気いっぱいになりますように。

感謝。

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