ここ最近震災関係のテレビ番組が増えていて、ドラマとかでも震災のシーンなんかあると少しひやっとします。仙台で震災を経験したものとしては、とても気持ち悪く、見てるのが辛くなります。
3分以上の歩けないほどの揺れを感じた時のことを思い出してしまいます。
そしてその後の混乱。
もう、思い出すのも鳥肌が立ちます。
震災後3月31日に石巻に支援物資を持っていった時の風景です。
車で走れる道は少なく、狭く、大変な渋滞で、トイレもままならない状態でした。
お店ではボランティアに向かい
スタッフ一致団結して、被災者さんをすこしでも楽にしてあげよう!と頑張りました。
隣にあったシマムラさんはこんな感じで、とても大変。
天井が落ちたり、ガラスが割れて大変そうでした。
皆駐車場に出てきて、余震のたびに壊れていくのを見届けていて、辛かった。
店の中はぐちゃぐちゃに。当然ですが色々壊れて、水道管もやられました。
そんななか、シャワー、洗濯機、水を提供していたお店ではお客様から差し入れや優しい言葉をいただき、2週間休みなく提供させていただきました。
こんな感じで
食料も売っておらず、心身ともにギリギリでしたが、当時はTENkaの社長「石沢社長」のモチベーションに引っ張られ、連れて行かれて、がんばれました。本当に感謝です。
そんな中届いた。座敷わらしから「そうめん360束」(・∀・)?すっげ!
なので
炊き出しに行くことに
東北らしく味噌醤油で。炊き出しの大変さに気づかされましたが、完売(売ってません)しました。
そんな感じで、自衛隊の皆様に敬意を表しつつ、ボランティア生活を続けました。
売上も、利益もありませんでしたが、誠意や心意気を買っていただき、信用が育ち、信頼が生まれました。
そうして私を動かしてくれた「石沢社長」に感謝です。
私は決していい人間ではないですがいい人間にしてくれて、育ててくれました。
その時は大変苦しい2~3ヶ月でしたが、あっという間に少しでも誰かに貢献できる幸せな時間へと変えてくれました。
彼女が私にしてくれたように、私もそんな人間になろうと思いました。
私の尊敬する人。それは「石沢美紀子」です。
まだまだ、震災にはトラウマがありますが、その中にも幸せがあったと気づかされた人がいて、本当によかったと思います。
そんな大変な災害がなくても「絆」を感じられる、社会でありたいものですね。
お隣。近所と仲良くすることは最大の防災ですよ。
仲良く生きましょう。
被災者の皆様のより早い復興と、幸福を。
被害者の方のご冥福をお祈りいたします。
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