いまや、若いエステティシャンも、機械さえ使えれば、エステティシャンですな(小言っぽい?
が、エステティシャン歴も様々で、オールハンドのエステティシャンと、オートマティックのエレクトリックエステティシャンとでは、中身と技術と、顧客対応はかなり違うことでしょう。
これが、中途採用となるとまた大変なことでしてね。
最近は「エステ経験者」を多く募る会社も少なくありません。なんせ、即戦力が欲しいこの業界。仕方ない。
しかし、どんなエステティシャンでも、経験歴は変わらない。しかしやってないことをやらせるには難しい。
なので、経験はなくとも、オールハンドで学び、知識も経験も叩き込まれ、店長になることが20代前半なんてことは多々あります。私もその1人でした。22歳で年上の店長経験者スタッフを扱うことになったのは、最初の壁でした。かなり嫌でしたが。まぁそれどころじゃなかったのも事実。
しかし、お客様には、22歳の子供には信頼を寄せられないだろうと、ずっと27歳と言い張っていましたけども。。。
若かったので、どこに行っても「こども店長(?」で、後輩にも「頼りない」と言われた時期もあり、もんもんしていて、喧嘩したこともしばしば。そんなことをしても「子供だし」ですまされる状態でした。
なので、『迫力を持つこと』というのが重要な課題でした。子宮内膜症の痛みと闘いながら1日も休まず仕事をして、結果を残して、部下を昇格させ、成長させることに専念して、やっと店長らしさを知りました。
年齢や経験を埋めるには、苦しみも必要です。相手にもお客様にも通じる苦しみが必要になります。
先輩店長から学び取り、スタッフの誰よりも仕事をして、研修をして、新しいことはなるべく詳しく伝えられるように勉強して、コーチングの本を読み漁り、「らしく」なっていきました。
その中で、自分の行動規範を決めました。
・スタッフ同士の敬語を徹底させる。
・スタッフやお客様から学び取る謙虚さを大事にする。
・スタッフに感謝を伝える。
・悪口や、会社の愚痴を言わない社風を創る。
・出来ないことは、頼む。
・失敗させる。フォローできるだけの力量を身に付ける。
・後輩の疑問答えられる引き出しを増やす。
・指導技術を高める
など。
しっかりと線引きして、どんなスタッフでも嫌いにならないようにカウンセリングもしました。
何度も異動し、何百人のエステティシャンと接したんでしょうか。どれも癖になってしまい、自然にできるようになりました。
尊敬と、感謝で、人はついてきてくれます。
ただ、自分のなかに、無駄なギャップがあれば埋めておかないと、ギャップに苦しむ結果になりますよ。
そして、何よりも仕事を楽しんで、皆と喜べることをイメージしてワクワクしましょ。
若いエステティシャンたち。
悩みは、自分を追い詰めるものではないですよ。人は成長したいから、悩む。
悩め悩め。
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