エステティックの労働時間

さぁ!アギーレジャパン誕生です!(パチパチ

発表されましたね。まぁ、けが人やらがいるので、とりあえず感は否めませんが。9/5の始動ではどんなものを見せてくれるのか楽しみです!

新しい、若い戦力にも期待!

しかも、DFにサカイが3人(!)頑張れトリプルサカイ!(?

 

さて、今日は2000文字ほど説教いたしますよ。(誰にやねん

大手エステティックサロンが労働基準監督署への内部通告され、話題になっております!(いまさら!)

私のいた大手サロンはすでに、労働基準監督署の指導が入り、8時間労働に切り替え、健全な(?)労働環境を作っているそうですが(大変そうですが。。。

このように内部通告されるのも、怖いわぁ。ちなみにTENka plusは「ひとりブラック企業」ですがね(内部通告w)

このような労働環境が作り出されてしまうのも、労働者不足やら、低賃金の社会問題との摩擦なんでしょうな。座ってればお給料をもらえる業界ではない分、苦しい一面でありますわ。(だから雇いたくないんだよっ←経営者失格w)

さて、ではエステサロンの労働時間の実態はどうなっているのかと言いますと、大体のエステサロンの、受付時間は10:00~19:00や11:00~20:00。たとえば、20:00から施術を始めると、大体2時間かかるとして、仕度やシャワー、お着替えなど含め、短く見積もっても、2時間半はお客様の滞在時間があるということです。そうなると、お客様のお帰りが22:30、そこから、お片付け、カルテ整理、明日の仕度、終礼となると、お客様が帰られてからでも、いくら早くても30分から1時間はかかります。

さて、残業をどのように申請するのか?10:00~19:00は基本8時間労働+1時間休憩(ないけどね)なので、早番がいくら9:30に出勤しようが、19:00からお客様がいらっしゃる時間まで、というのが鉄則。なので、居残り研修しようが、お客様お帰り後の片付けが長引こうが、残業にはなりません。

そして、残業上限規定があるので、1か月40時間以上の残業は、いくら残業代を支払おうが、労働基準法違反になりますので、会社的にも、40時間以上は残業を付けない。

というのが基本(ブラック企業のね)なので、月の10日ほどの残業は、いくら申請しても(ブラック企業的には)無視されちゃうわけですよ。

そこを、突っついて、退職後に「未払い請求」する退職者も少なくありません。(おー怖っ

そんな人に限って、入社面接のときに「めっちゃやる気」と、「変な自信」と「働かせてください!」くらいの強ぉぉーい気持ちをぶつけて来られるんですけどね。

「学ばせてもらった」とか、「仕事する力をつけてもらった」とか、そこには「義理」とか「人情」とか「恩義」なる、昭和っぽいものは、ひとつまみも無いわけですよ!

これはエステサロンに限らず、美容室や、サービス業全般的な問題なんでしょうね。

人手不足+営業不足+利益不足。。。そこに法律を掛け算できなくなってしまうんですよ。

「えぇえぇ。金なんか要りません!働かせてください!教えてください!営業させてください!」なんて言って働いてくれて、利益をだし続けてくれる人がこの日本にどのくらいいるんでしょうか?一種の「やらされ感」でお仕事に臨んでる方には、きっと無理なお仕事でしょ。とくにエステは。大変ですよ、たかの友梨。(あ、言っちゃった)

この話しは、決して、パワハラを推奨するわけでも、問題を他所に持ち込むことを推奨しているわけでも、ないのは前もってご了承ください。組織分解していることに、小さな亀裂に、対処できない。お互いの事に、気づかない無関心な状況に対しての、お話です。

仮に「短時間で、顧客を満足させることができ、喜びや感動を与えることができるうえに、お店も、スタッフも、フトコロも、生活も、心も潤う環境を創ること」に焦点を当てていれば、起きない問題ではないか?という問いです。

とても難しいことですが、「考える力」や「感謝力」の欠落だと思います。

では。

なぜ、相談できる上司がいなかったのでしょうか?

なぜ、行動を起こす前に話し合う機会がなかったのでしょうか?

なぜ、スタッフのSOSに気付けなかったのでしょうか?

なぜ、問題解決に導けなかったのでしょうか?

なぜ、悪循環を作り出してしまったのでしょうか?

ブラック企業を、ブラック企業と言うのが正しいのか?ついて来れない社員が悪いのか?ひっぱり上げれない幹部が悪いのか?そもそもシステムの問題なのか?

全部悪いのか?社会が悪いのか?すべてにおいて、問題は山積みの問題です。この「人」というものは。

 

と、思うと、昔、必死になって、生活のため、会社のため、お金のため、親のため、子供のため、自己成長のため、夢のため、汗水たらして、努力して、失敗して、怒られて、泣いて、褒められて、泣いて喜んで、陰で努力したり、勉強したりして、働けてた時代って「いいなぁ」と思うわけです。がむしゃらで、元気で。

結局、自分の成長と、利益は、会社の成長と、利益になって、会社は利益を上げれば、社員に還元され、生活もよくなり、さらに勉強できる。ということを知らないのでしょうか?

どうして、自分が入社した会社を信じて、一所懸命働いて、この会社に尽くして、自己成長の場にしよう!と思えなくなったのでしょうか?この無気力な環境こそ、憎むべき問題のように思います。

これからエステティシャンやセラピストになる皆様には、ぜひ初心忘れず働いてもらいたいものです。

そして上司になっていく、先輩エステティシャン、セラピストには「部下を持つ責任」をしっかり持ってもらいたいものです。

間違っても、会社や、部下の愚痴を言ってはなりません。自分に返ってきます。部下を持つ限り、しっかり規律を持ちましょう。

自分だけじゃない、部下の給料も、休みも自分が稼いでやる。という「愛情」とか「本気」を見せてあげられる上司になってほしいものです。それがわからない、部下はきっといません。

今回の事件は、いわゆる「愛も感謝もない店舗の結末」だと思います。

 

という、今日もひとりごと。

 

みなさま。良い店づくりを。

滋賀県 アジアンリラクゼーション専門店エステサロン

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