マッサージが上手くなりたい。

本日。12月5日は。タイでは「父の日」

プミポン国王の誕生日。です。

私が初めての海外。かつ、初めての一人旅。かつ、初めてのマッサージ修行にタイに行ったのもこの日でした。そりゃもう大変なお祝いムードのタイランドに着いて、あの大渋滞必至のタイの道を封鎖して、王様が王宮から王家に行かれるのを見送るというイベントにも参加し。

マッサージ学校の周りでは、所構わず無料で食べ物を振舞っていただける2日間という素晴らしい(?)1日で。休憩の度に、何か貰いに行ったりして、結局マッサージの勉強の時間がめっちゃ短くなっちゃう。

っていうね。

タイだねぇ。

でも、無事。国王様88歳。こんぐらっちゅれーしょん。

 

ということで。

クリスマスキャンペーンでもしようかしらん?

と、この寒さと、年末の忙しいお客様へのプレゼントも、いかがかしらん?と考えた。本日の午後。

寒いわねぇ。

本日も満員御礼感謝でした。

ありがたい。

 

さて、昨日書きました。ZASHIKIさんが行ってきた、SENの研修の様子をブログにしたためてくれていますん。是非、タイマッサージの世界を覗いてみてください。→ZASHIKIWARASHI*BLOG

このなかで、私が、「オーナー△は感覚の人」と書いてくれてます。

ま、まぁ。そうなのですがね。

私も、そんな感覚持ち合わせて生まれたわけではなくて。

20代の頃は本当に、マッサージが上手くなりたくて。なりたくて。頑張った頃でした。

良かったのは、先輩。

大手サロンのころの寮暮らしでは、ワンルームに2人で住まされるのです。もちろん先輩は広く部屋を使って、私は、ロフトの2畳くらいの場所に、しかも屋根は斜めで、まるでハイジ。

三角形の部屋で、先輩の見てるテレビを上からこっそり見るような生活。

でも、とてもいい先輩で。私が疲れてるときは、翌日のお弁当作ってくれたり。私が休みのときは、先輩のご飯作ったり。と、いい関係でした。お金は上手く2人で貯めて、余った分は飲みに行く。みたいな。

そして、とても技術が上手くて定評のある先輩でした。

そんな、「お客様を気持ちよくする」という技術を学ばせてもらい。毎日、その先輩のクレンジングをさせてもらいました。そのたびに「65点」とか「80点」とか言われて。

そんなことが、その後の後輩指導にも活かされましたものです。

そのころ私はとっても目がよくて、お客様の肌が良く見えていた。というのもあるのでしょうか。

フェイシャルでは、結果が出せない苦悩に苦しんだ時期もありました。

私も、とてもへたくそだったのですよ。

 

感覚を大事にするようになったのは、目で見ることを止めてからです。

目で見れば、目の感覚が優先される。手は利き手との違いが出る。

なので、手で触った感覚でお客様に触れるようになりました。そのせいか、血管や筋肉、脂肪、セルライト、ツボ、骨。と。手が身体を分解して感じられるようになりましたのよ。

「上手くなりたい!」「この人の手が欲しい!」そんなことを思った時期もありました。

でも。

「なれないんだな、この人には」と思った時に、自分の手に合った手技になったんだと思う。その後タイマッサージを通じて、相手を癒すには、自分を癒すマッサージ。というのが身を持って分かった。

 

なんか、いずれにしても、ZASHIKIにしても、良い出会いがあったんだな。このお仕事には。

そう感じた。週末です。

 

そして、このお店もそう。お客様に育ててもらってるお店。

 

「運は人が運んでくる」

 

こりゃ間違いないな。

と、明日も心を込めて頑張ろ。

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