エステサロンの店長の悩み

え。まじめな話。えー私エステサロンで過去に店長を永年やっておりましたが、店長の悩みというのは尽きないものです。自分が若いうちはワイワイ楽しくノリでやってけるんですけどね。

女の子だしねー妊娠もすりゃー気持ちも長続きしないし、言ってたことがコローーーーーッと変わっちゃうし、嘘もつくし、ノルマもあればギスギスするし、自分は良くてもほかの子との折り合いが悪ければめんどくさいことになっちゃうし。

でもよく言われてましたが、「なんで二宮店長のとこは人が辞めないのですか?」

えぇそんな私は人材育成が大好きです。だって人間って面白い。自分に必要な人が周りにいてくれる。私のためにありがとうっていえますもんね(笑)

でも育成は、特に大手サロンは大変でしょう。使い捨て方式に人入れてるし辞めてくれて結構です。だし。

大事にされてる気はしないよね。逆にそこでモチベーションあげて頑張ってるスタッフや店長はひと握りでしょうね(いや、ひとつまみでしょう)

私も過去そうでした。まぁ楽しかったんで、いいんですけど。大手のネームバリューもあるし。

そんな中、中小企業は大変です。まずは面接からして大変ですよね。大手の面接に来るスタンスとは違いますからねー。パッと見、パート面接ですよ。

私が大手で店長していたころとも、悩みが違ってきてるようですね。

よく言われるのが、①ゆとり教育(言われたことしかやらない、字が汚い、気づかない・・・などなど

②言葉が通じない・学ばない・空気読めない③奉仕精神がない

こんなとこでしょうか?ま、まだまだ出てくるんでしょうが。。最近の人材育成の課題になってるとこでしょうね。私も同じ課題にぶち当たった一人です。

でも、かなり解決しました。まー色々忍耐の多い作業でしたが・・・

①ゆとり教育

詰め込み教育の自分たちには本当に考えられないことが多かったですね。・・・・しかしですね、自分たちも今の大人たち(私も大人か・・)に同じように思われてたかもですよ?こうやってめぐり廻っているんだと考えると、少し楽になります。そして、彼女たちも政治の被害者だと考えてあげたほうがいいでしょうね。

現にかわいそうですよ。今後詰め込み教育になり、親になったゆとり教育の子たちは子供に馬鹿にされるかもしれない(極端か?

私が取り組んだのは朝礼で「社説の読み合わせ」をしました。あと「発声練習」

まず社説を読むことで、社会情勢がだんだん理解できるようになります。あと、漢字もややよめるようになり、読めるようになると次第に分かりやすく読もうとします。そのあとだんだん早く読めるようになります。社会の動きによって良い悪いの、言うようになったり、お客様と話すカテゴリも増えますね。目・口・耳・手・脳の働きを高めてあげることで、理解のある子に育ちます。

②言葉が通じない・学ばない・空気読めない

過去私たちは、怒られて怒られて育ってきましたが、今の子たちは褒められて育っています。怒っても、耳に入らないのです。ただ、「怖い」「むかつく」という感情しか残らない。だから、怒るのも辞めました。

褒めます。そして「ありがとう」とたくさん言ってあげます。洗剤をスタッフがぶちまけた時には「ありがとう!床がきれいになるね~」と(笑)なんでもいいので、印象に残すことです。怒っても印象には残りません。

何事においても真剣に一緒に考える。一から説明して「どうすればわかるかな?」「どうすればできるかな?」「どうすればいいのかな?」を100回以上聞きます。自分で解決を導くまで待ちます。そりゃー待ちますよ。ラーメンなんて伸びるなんてもんじゃないですよ。何日かかっても、考えさせる。書かせる。修正させる。やらせる。のエンドレスですよ。

ただ最初に「会社の求める人財像」だけははっきり伝えますがね。(ここは重要です)

③奉仕精神がない

そうなのよね。店に早く行こうだとか、先輩より先にしようだとかいう気がない。ってね

これはもう価値観の違い?と思っちゃいますよね。

私の場合はこういう時は「感動力を高める」ことだと思ってます。CDやDVDや本、エッセイなどを使ったり、ある作文お話をしたりします。↓こちらです。

「うちの家族はみんなが悪い」
「今日私が学校から帰ると、お母さんが「お兄ちゃんの机を拭いていて金魚鉢を落として割ってしまった」といいました。
するとお兄ちゃんは「僕が端っこに置いておいたから、僕が悪かった」といいました。
でも私は思い出しました。昨日おにいちゃんが端っこに置いたとき私は「危ないな」と思ったのにそれを言わなかったから私が悪かったといいました。
夜、帰ってきてそれを聴いたお父さんは「いや、お父さんが金魚鉢を買うとき、丸いほうでなく四角いほうにすればよかったなあ。お父さんが悪かった」といいました。
そしてみんなが笑いました。
うちはいつもこうなんです。
うちの家はいつもみんなが悪いのです。」

人っていい人でいたいものですからね。たまにこうして少しいい人でいたい気持ちを揺さぶってあげるんです。

気づかない、やらない、できないと愚痴を言うよりも、先に与えていきましょう。

死んでから残るのは、頑張って手に入れたものではなくて、与えたことが残るそうですよ。

 

これは、まさしく私流のマネジメントですので、気を付けてご使用ください(笑)

滋賀リラクゼーション・エステはbanaa

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